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ゼミの進め方

3年次の演習は、カリキュラム上は週1コマとなります。ただし、学外とのプロジェクトを進めますので、その必要上、授業に加えて、週1コマのミーティングタイム(授業とはかぶらないように調整をします!)、月一回程度のフィールドワーク、学期一回程度のワークショップを行います。

またプロジェクトの進捗によっては、ゼミの時間を早めに開始する・延長する可能性があります。(但し、ゼミ生のみなさんにはなるべく負担がかかりすぎないように調整します。)詳しくは以下をご覧ください!

1:ゼミ … 基礎的な学術的インプットを行います

通常のゼミの時間には、2つの活動を行います。1つが基礎的な学術的スキルを身に着けること。もう一つが、ゼミで個人研究を進めていくうえで必要となる学術的な理論のインプットを行うことです。
学術的なスキルとしては、春学期は、研究企画の立て方とゼミでの学びのベースとなるような理論を学びます。秋学期は、1年後に迫った卒業論文に向けて、基本的な調査の手法と論文のルールをを学びます。
学術的な理論のインプットとしては、春学期は、野沢慎司編(2006)「リーディングス ネットワーク論」勁草書房 の輪読を行う予定です。また、学術的な調査のインプットとして、後期は、インタビュー・参与観察・フィールドワーク・コンテンツ分析・統計的検定などの各種社会庁舎の手法について、反転授業(学生たちが教師となり、残りの学生たちにその内容を授業する)を行います。

 

2:企業との共同研究… 現場力(洞察・思考・発想・協働・企画力)の向上+チームビルディング

株式会社インフィールドデザインとの共同研究として、フィールドワークの知見を用いた社会課題の解決(10年後の幸せの形とそれを実現するサービスやアイディアの提案)を行っています。一連の、フィールドワークの実施や、企業の方も招いたワークショップの企画・立案・運営を通して、現場力(洞察力・思考力・発想力・協働力・企画力)を身に着けます。これらのフィールドワークやワークショップは、主に1か月に一度、実施する予定です。(ただし、アルバイトなどとの調整が付きやすいように、1か月以上前に告知します!)また、この他にも、他企業とのコラボレーションや各種アイディアコンペへの応募も念頭に活動を進めます。

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3:合宿 … アウトプット

夏休みに、前期の研究・ゼミ活動の成果を発表するための合宿を実施します。また、この合宿では、共同作業を通じて、チームビルディングも行っていく予定です。

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各学生メンバーの個性を重視しつつ、異なる個性が、それぞれを補完しあえるチームワークも目指したいと思っています。そのために、人付き合いが得意か苦手かはともかくとして、人間に興味があり・人が好きで、他人を尊重できる人、そして、何事も「楽しむこと」を大切にしている人を歓迎したいと思います。それから、若くて経験の浅い教員と、一緒にゼミを作っていってくれる気持ちがある人も大歓迎です。

2018年12月14日編集 天笠

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