あいにくの雨模様でしたが、天気に負けないワークショップでした!

【ゼミ活動】 モバイルフィールドワーク ワークショップを実施

現代教養学科の天笠ゼミ(メディアコミュニケーション論演習)では、実践女子大学の松下ゼミと共同で、4月20日にApple Store, Omotesandoで、Apple Storeのインストラクターの方々のご指導のもと「モバイルフィールドワーク」をテーマにしたワークショップを開催しました。

知らない文化や社会を知ろうとする時、まずはその中に身を置き、体験して、理解することが大切です。そして、それをわかりやすいストーリーにして、他の人に伝えることが重要となります。そのための手法として昔から開発され、発展してきたのが「フィールドワーク」です。多様化が進む現代では、身近なところにも、「私たち」が知らない文化はたくさんあります。そんな社会を研究する上で、フィールドワークはますます重要な手法となりつつあります。

学術的なフィールドワークでは、スキルを持った専門家が一つのフィールドに深く長く密着して、対象の文化を「分厚く」描き出すことをよいとされてきました。しかし、最近では、文化の変化のスピードが早くなる一方で、スマホの普及などで、見たものを簡単に記録し、共有できるようになりました。このような素早く移り変わる文化を、モバイルメディアを活用しながら、複数人の手によって素早くとらえ、ほぼリアルタイムでストーリーにして、人々に伝えていくような新しい形のフィールドワークの可能性が広がりつつあります。

今回はあいにくの天気となりましたが、その中でも見つけてきた各メンバーの視点からの春の表参道の写真や動画を、appleの電子ブック制作ソフトである、”iBooks Author”を使って、電子ブックの形で表現するというワークショップを行いました。

違う大学に通う初めて出会ったメンバー同士で相談しつつ取り組みます

違う大学に通う初めて出会ったメンバー同士で相談しつつ取り組みます

apple製品を使いこなそうとみんな真剣です。

apple製品を使いこなそうとみんな真剣です。

少しずつ、メンバーとも馴染んできて、笑顔で議論をしつつ作業します。

少しずつ、メンバーとも馴染んできて、笑顔で議論をしつつ作業します。

通常の大学生活を送っていると、どうしても学生たちは、ワープロソフトを使って作る文字を中心としたレポートに慣れてしまいます。しかし、今回はApple Store, Omotesando のトレーナーの方々のサポートのもと、短時間に非常におしゃれでインタラクティブなアウトプットを出す体験をして、大きな刺激を受けていたようでした。

iBooks Author を使ってフィールドワークの報告書を作ります。

iBooks Author を使ってフィールドワークの報告書を作ります。

出来た電子ブックは、ipad miniで確認。

出来た電子ブックは、ipad miniで確認。

作成した電子ブックをプレゼンテーション

作成した電子ブックをプレゼンテーション

楽しく真剣にプレゼンテーション。

楽しく真剣にプレゼンテーション。

最後に、実践女子大学の松下先生より一言。

最後に、実践女子大学の松下先生より一言。

今後も、Apple Store, Omotesandoのお力もお借りして、こうしたスキル習得のワークショップや発表の機会を積極的に作っていければと考えています。

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